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2020年2月13日 更新 / お知らせ

「モノづくり県広島」の魂を謳うオール広島ロケの映画「吟ずる者たち」製作事務局からお願い申しあげます。

平素は映画「吟ずる者たち」を応援していただきありがたく御礼申し上げます。
また、再三の予定延長に伴い関係各位様、支援者の皆さまには多大なご迷惑をおかけしておりますことお詫び申し上げます。。

「モノづくり県広島」の魂を謳うオール広島ロケの映画「吟ずる者たち」製作事務局からお願い申しあげます。

明治期、当時不可能と言われた軟水による日本酒の製造を、苦難の末に多方面からの協力者と共に完成させ、その酒造法を利己の為とせず全国に波及させた、吟醸酒の父「三浦仙三郎」と、その遺志を継がんとする現代の酒蔵の父の背を追い「百試千改」を目指す蔵元の娘の諦めない姿を描く映画「吟ずる者たち」をご支援ください。

 この映画は、約5年前プロデューサー竹本克明が東京で別の企画で活動中のある会合で居合わせた広島の蔵元の後継者から「地域映画専門の竹本さんなら広島の三浦仙三郎の映画を作ってもらえませんか?」の一言から始まりました。その直後別の会合でも別の広島の蔵元後継者から三浦仙三郎の卓話があり、竹本プロデューサーは三浦仙三郎を調べました。その生き様の素晴らしさに感銘し、旧知で在広の広島で映画を作りたいと言っていた現在の  現地プロデューサー古川康雄にこの企画について意見を求め、「酒造りを通して広島のモノづくりを表現できれば やる価値あり」との意見に合意して映画製作を決意しました。

 その時、製作の進め方について次のことを決めました。
・製作資金は東京に頼らず広島を中心に企業、市民の応援で集める。
(製作委員会や映画製作会社に頼ると利益追求のため収益を優先した作り方になり本来の趣旨が守りにくい)
・広島から継続的に映像制作が可能なNPO組織を作る。
(広島フィルムコミッション(FC)と協働しつつFCでは困難な県域での活動、資金調達、企業との連携を行う)
・大手配給会社に頼らない。
(指定劇場での上映制限から外れ、ホール、学校、施設、中山間地域等映画館に行きにくい方々へも届ける。
 また、ホール上映ではロビー等で協賛企業のPRスペースを設け支援の還元を行う)
・撮影地を県内各地に設定する。
(ロケ地巡礼に訪れる県外の方々に広範囲に動いていただき宿泊機会を増やし各地での観光客誘致につなげる)

この作品を通して、広島のモノづくり魂を広く届けることと共に、広島の活性化にお役に立ちたいとの想いを映画「吟ずる者たち」の製作に込めたのです。

足かけ5年乏しい資金と限られた人員にも拘らず、次第に多くの方々に支えていただきながら、一昨年11月にクランクインを果たし、現在75%の撮影を終了しております。
しかし、資金難もあり残り10日ほどの撮影を残し資金集めに奔走しております。
現在県外からの融資による資金調達を目指してはおりますが、やはりこの映画は広島の皆さんのお力で完成させて世に送り出したいと思います。

何卒映画「吟ずる者たち」の趣旨をご理解いただき、ご支援を賜りたくご協力をお願い申しあげます。

以上ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

映画「吟ずる者たち」製作事務局
プロデューサー 竹本 克明
古川 康雄
info@ginzuru.com

「吟ずる者たち」製作事務局

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